売却の流れ

1物件の調査・査定/ご提案

ご売却の検討を始めたら、まずは「長谷工の仲介」へご相談ください。
豊富な知識と経験を積んだエリア担当が、物件を調査しお客さまの状況にあった売却方法をご提案いたします。

1) 簡易査定

具体的な売却予定はないけど、大体の相場価格を知りたい方へお勧めです。

①  マンション自動査定

膨大な過去の売出事例をもとに、マンション売買の相場価格がわかるサービスです。個人情報の登録不要、24時間いつでも利用できます。

②  机上査定

現地調査や役所調査等の一部を省力することで、スピーディにお答えします。エリア担当が査定を行いますので、自動査定より精度が高くなります。

2) 調査・査定(訪問査定)

本気で売却を検討するなら、入念な調査をもとに査定する「訪問査定」がお勧めです。

①  権利・法令関連の調査

法務局で所有関係や隣地・道路との境界等の確認を、役所では建築の制限や電気・上下水道・ガス等の状況などさまざまな調査を行います。

② 物件の調査

立地や外観の印象から、間取りお部屋の向き、内装の状況、隣地の状況、マンションなら共用部や修繕計画など管理状況まで細かく確認を行います。

③  周辺環境の調査

公共施設や生活・教育施設など、購入検討者が生活するうえで知りたい情報を総合的に調査します。

④  市場調査

類似物件での直近の成約事例や、現在売出されている物件の販売状況などを調査して、ご成約見込み価格を算出。お客さまの状況にあった売出価格をご提案します。

3) お悩み解決します

「もしも売れなかったら…」「誰にも知られたくない」「貸した方がお得?」などお客さまの不安や疑問、ご希望にお応えいたします。

①  売却保証

一定期間内でご売却が成立できなかった場合、予めお約束した価格で当社が買取る、万が一に備えた安心のサービスです。

② 直接買取

最短1週間で現金化が可能。買い取った後、リフォームして販売するため、室内状況は問いません。「他人に室内を見せたくない」方にもお勧めです。

2媒介契約の締結

正式に売却活動を依頼していただくために、お客さまと当社の間で、宅地建物取引業に定められた媒介契約を締結いたします。

1) 媒介契約の種類

媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。それぞれメリット・デメリットがありますので、当社担当のアドバイスを参考にお選びください。

 複数不動産
会社と契約
自己発見した
相手との取引
指定流通機構
(レインズ)への登録
活動報告
専属専任5営業日以内1週間に
1回以上
専任7営業日以内2週間に
1回以上
一般なしなし

2) 物件状況等報告書・設備表の記入

「物件状況等報告書」と「設備表」は、売却物件や付帯設備の状況について、買主様へ説明するための書類です。売買契約書にも添付される大切な書類のため、お客さまご自身にご記入いただきます。

3販売活動

お客さまのご希望に添えるよう、さまざまな販売手法から、売却物件に適した販売活動を強力にサポートいたします。

1) 既存顧客への紹介

エリア担当が近隣でご購入を検討されているお客さまへいち早くご紹介いたします。

2) レインズへの登録

国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営しているオンラインネットワークへ登録することで、全国の不動産会社を通じて、より多くのお客さまへ紹介されます。
※一般媒介契約時には、レインズへ登録しないことも可能です。

3) WEB広告

PC・スマートフォン・タブレット、全てのユーザーに使い易いWEBサイトへ、SNSや最新のWEB広告を駆使して集客。360°VR内覧など物件の魅力を最大限にアピール。

4) さまざまなサイトと連携

人気の高い不動産ポータルサイトの他、当社と提携している大手不動産会社の運営するホームページへもお客さまの物件を掲載しており、各社の既存顧客へも紹介されます。

5) 提携企業

長谷工グループと提携している多くの企業にお勤めの方が、「長谷工の仲介」の特典を受けられる制度を構築。独自ルートで優先的な物件紹介が可能です。

6) 新聞折込・ポスティング

新聞折込チラシや近隣住戸へのポスティングなど、新たな購入希望顧客の獲得に向けた活動も行っています。

7) オープンハウス

オープンハウスは購入検討者が気軽に物件を内覧いただける、有効な販売活動です。お客さまの都合に合わせて、当社担当が同席して開催いたします。

8) 早期売却オプション

ハウスクリーニングやリペア、ホームステージングなど、物件の魅力を引き立て、WEB集客や物件内覧時の決定率アップを狙う各種オプションをご用意しています。

※6) 新聞折込・ポスティング、7) オープンルーム(ハウス)は活動方針上、実施しない場合があります。

4売買契約の締結

1) 購入申込

購入希望者から「購入申込書」を受領したら、長谷工の営業担当者が売買価格や代金の支払い方法、引渡し時期などの契約条件の折衝・調整を行います。条件が整ったら契約へ進みます。

2) 重要事項説明

売買契約の前に必ず行うよう、宅地建物取引業法で定められたので、宅地建物取引士が記名捺印した「重要事項説明書」を交付し説明を行います。契約条件や物件について、特に重要な事項の説明になりますので、ご不明な点がありましたら遠慮なくご質問ください。

3) 売買契約

売買契約書に買主様と売主様が署名・捺印し、契約が正式に成立すると、売主様には物件引渡しの義務が、買主様には売買代金の支払い義務が発生します。この義務を怠ると、手付金の放棄や違約金の支払いが必要になることがありますので、契約内容について、十分理解し納得した上でご署名・ご捺印ください。

売主様が用意するもの(一例)

  • ① 実印・印鑑証明(共有名義の場合は全員分)
  • ② 登記済証または登記識別情報(買主様へ提示)
  • ③ 固定資産税納付書
  • ④ 印紙代
  • ⑤ 仲介手数料(売買契約時に半分、残りを売買代金の残代金決済時に支払うケースが多い。)
  • ⑥ 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • ⑦ 管理規約(マンションの場合)

4) 手付金の授受

手付金は売買契約締結時に売買代金とは別に買主様から売主様に対して支払われます。手付金の有無や金額などは売買契約書に記載され、売買代金の全額支払い時(残代金支払い時)に売買代金へ充当されます。

お手続き風景

5引渡しの準備

残代金の受領日までに、買主様へ物件を引き渡せる状態にしなければなりません。引渡しの条件は売買契約で取り決めますが、代表的なものを以下に挙げます。

1) 借入金の返済

売却物件に住宅ローンの借入金が残っている場合、抵当権等が設定されていることがあります。残代金受領時に、抹消登記が手配できるよう、当社担当がご案内いたしますので、お手続きをお願いします。

2) 引越し

引越しの準備は早めに進めておきましょう。特に、引越しを年度末に予定されている場合、引越しが集中する時期のため、早めの手配が肝心となります。長谷工の仲介でも提携している引越し業者の紹介が可能です。当社担当までお気軽に申し付けください。

3) 公共料金の精算

水道・ガス・電気へ転居連絡して料金の精算を行ってください。ケーブルTVやインターネットなども忘れなく手配ください。

6残代金授受と引渡し

1)  物件の最終確認

売主様と買主様の双方で、売買契約時に取り交わした「物件状況等報告書」や「設備表」の内容と一致しているか現状確認を行います。万一、状況に相違があった場合も、この確認時に対応協議が可能です。また、長谷工の仲介なら、引渡し後も安心が続きます。

仲介アフターサポート

2)  残代金決済の流れ

① 登記申請の依頼

司法書士へ所有権移転登記の申請を依頼するため、必要書類を渡し、確認してもらいます。

②  残代金の受領

買主様が住宅ローンを利用する場合は、融資を受ける金融機関に集まり、振込でによって残代金を授受するケースが一般的です。

③  固定資産税等の精算

固定資産税・都市計画税を引渡し日から日割り計算して清算します。マンションの場合は管理費や修繕積立金の精算も同様に行います。

④  鍵の引渡し

残代金の授受がすみましたら、鍵を引渡します。玄関の鍵だけでなく、勝手口や門扉、マンションの場合は宅配BOXのキーなど全て渡します。この際、付帯設備の保証証や取扱説明書なども同時に引渡します。

⑤  諸費用の支払い

手続きが全て完了しましたら、仲介手数料(残金)や司法書士へ登記に必要な費用などを支払います。

残金決済時に用意するもの

  • ① 実印・印鑑証明(共有名義の場合は全員分)
  • ② 登記済証または登記識別情報
  • ③ 固定資産税納付書
  • ④ 公共料金清算領収証
  • ⑤ 売却物件の鍵(門扉や宅配BOX等全て)
  • ⑥ 建築確認書、パンフレット(分譲時)、付帯設備の保証証や取扱説明書、管理規約(マンションの場合)
  • ⑦ 諸費用(登記費用や仲介手数料残金など)
  • ⑧ 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)